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Swedish concept at Lierre dental clinic

ー家庭や地域で備える自助、共助の取り組みについてー地域ケア会議に出席してきました

Hej!
 
 今日も雨が降ったり止んだり・・・ この時期はついつい梅雨であることを鬱陶しく思ってしまいますが、植物が元気に育ち、本格的な夏に向けての水が不足しないためにも大事なんだ!と思うようにしている今日この頃。
 梅雨の日本とは対照的に、日照時間が一番長くなるこの時期 スウェーデンでは夏至祭があり、夜11時過ぎまで薄明るい夏を楽しむお祭りの様子を友人達がFacebookに載せていました。swedenmidsommar.jpg

 
 さて、先日は第一回 冠・大塚地域ケア会議に参加してきました。今回は、高槻市危機管理課の方の講義『家族と地域を守る自主防災・減災講座 -普段から家庭や地域で備える自助・共助の取り組みについて』でした。東日本大震災、熊本の地震と大きな地震に見舞われている日本。この近畿地方も南海トラフ地震がいつ来てもおかしくない状況とのことでした。
 災害時、『まずは自分の身は自分で守る』ことが大切です。そのためには普段からの備えが大切とのことでした。わかってはいますが、なかなか非常持出品の準備すらできていない状況です・・・ お話しを聞いた後、グループにわかれて『自分の身は自分で守る』各職種を生かして実際に何ができるかを話し合いました。
   ・薬手帳などのコピーを所持しておくと避難先でも持病を悪化させない対策が取りやすい
   ・災害時、介助用具のレンタル分の無償貸出、修理等ができる
   ・地域で防災組織を結成、普段から訓練をすることで 地域の方の防災に対する関心を集められるようにする
   ・非常持出品を車の中に常備しておく
   ・在宅ケアの方の訪問時、家具の取り付け、配置、避難経路の確保の確認をする 等
 職種の違いで様々な視点からの意見があり、とても勉強になりました。

 歯科医師の意見として、歯科医院には、滅菌ガーゼ、止血剤、鎮痛薬、抗生剤、消毒液、ゴム手袋等 応急手当をするのに使用できそうなものはたくさんあります。避難所生活では口腔内を清潔に保つことで肺炎のリスクを下げることができるので、そういった情報提供をすることも可能です。

 災害時、まずは自分の身を守ること。家族の安全を確保すること(自助)。備えていれば、自助→共助へが迅速に行えるはずです。災害は起こらないに越したことはありません。しかし、いつ来るかもわからないもの。これを機に、防災についてできることからやってみようと思います。まずはブログで情報提供から・・・ 
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Hej!

 雨の月曜日でしたが、明日は30℃!! 暑くなるそうです。

 今年から大塚保育所の園医となり、今月1日に歯科検診、11日 土曜日には、歯についての啓蒙活動に行ってきました。 土曜日はちょうど参観があり、ご父兄に対して『カラダの健康はお口から』というテーマで、口の中の環境をいい状態(むし歯なし、歯周病なし)に保つことが病気を予防できる秘訣であること、それを乳歯の時から意識して親子でお口の健康に気を付けてもらうことで、お父さんやお母さんの歯も守れること、こどもの歯を守ることにも繋がる事を話してきました。

 私の話の後は、高槻市歯科衛生士会のベテランDHによる、こどもと父兄対象のエプロンシアターで、どうしてむし歯になるのかを学びました。よく噛んで食べることの大切さ、おやつの食べ方、そして親子で仕上げ磨きのチェックもしてもらいました。どのこども達も、しっかりと話を聞いていて、磨き方の説明の時も一生懸命 歯ブラシを握って練習!そんなこども達の姿を笑顔で見守るお父さん、お母さん達。素敵な時間でした♪

 

 
 
 
 
 
  

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Cavitron マグネット式超音波スケーラー キャビトロン 講習会に参加しました

Hej!

 いよいよ梅雨に入りましたね。あちこちで、赤やピンク、紫色やブルーのアジサイが開花しているのを見ると、季節の移ろいを感じます。
 先日の日曜、超音波スケーラー キャビトロンの講習会に参加してきました。講師は大野純一先生です。超音波スケーラーとは、歯の表面の見える範囲はもちろん、歯周ポケットの中のプラークや歯石を落とすときに使用する機械です。
 
 現在、リーエで使用している超音波スケーラーは、Pmaxというもの。
facility_pmax.png
 パワーや、水の量、根管治療(根の中の治療)にも使用できるので、便利です。

 今回は、キャビトロンといって 超音波スケーラーの振動形式がマグネット式のもの。Pmaxが直線的な動きをするとしたら、キャビトロンは、円を描くような軌跡をとるそうです。その動きをうまく利用することで、効率よく歯石の除去、プラークの除去ができ、患者さんの歯周組織の改善が図れるとのことでした。
cavitoron.jpg
 
 リーエではこの2種の超音波スケーラーと、手用スケーラーをうまく使い分けて、少しでも患者さんの痛みや不快感を軽減できるよう、歯周治療を行っていけたらと思っております。

 講師の大野先生は、2001年までスウェーデン イエテボリ大学歯周病学科に留学されていた先生です。その時の経験も交えつつ、非常にわかりやすいお話しで、あっという間の2時間半でした。また、メディカルダイアローグというコミュニケーション手法のコースもしていらっしゃり、非常に多才なそして、魅力的な先生でした。

 よい刺激を受けたこの週末。今週も頑張りましょう!


 

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